【2024年11月5日】第47代アメリカ大統領選挙トランプ圧勝で返り咲き

【2024年11月5日】第47代アメリカ大統領選挙トランプ圧勝で返り咲き

2024年11月5日にアメリカ合衆国選挙が予定されています。
今年は4年に1度の大統領選挙(第47代)、連邦議会選挙では上下両院、州知事選挙、地方選挙が実施されます。

大統領選挙
今年の大統領選挙は、4年前の2020年と同様に世界中から注目を集めています。
理由は大統領が代わることによって政策が180度方向転換してしまうためです。
2020年の大統領選挙によって誕生したバイデン政権は、米国に大量の不法移民を招き入れた結果、犯罪が横行し町にはホームレスや麻薬中毒者が溢れかえり、ウクライナやイスラエルでは戦争が勃発、さらに世界中の国が米国離れの様相を呈しています。
サウジアラビアは原油取引の決済から米ドルを排除していく姿勢を表明し、米国の屋台骨を支えるペトロダラーは終焉を迎えることになりそうです。
今はまさに米国崩壊の危機に直面していると言える状況にあります。
このような状況で米国大統領選挙が実施されることは世界情勢の方向を決める意味から過去に例を見ないほどの注目を集めているのです。

連邦議会選挙
上院議員は各州2名で構成され全50州で定員100名が選出されています。
上院議員の任期は6年で2年毎に3分の1の議員が改選となります。
下院議員の任期は2年で2年毎に435名全員の改選が実施されます。

州知事選挙
州知事の任期は4年で今年は50州のうちの8州と2準州で州知事選挙が行われます。

■トランプ暗殺未遂事件

2024年7月14日(日)ペンシルベニア州の選挙集会での演説中にトランプ大統領候補が狙撃され、危うく一命をとりとめた事件が大きな波紋を呼んでいる。
2日後には、共和党大会で正式にトランプが共和党の大統領候補として指名されることになっていたのは偶然ではない。
7月22日(月)シークレットサービスのチートル長官が議会の公聴会に呼ばれた。
チートル長官は、銃撃を許したのはシークレットサービスのオペレーションの最大の失敗であるとし、全責任を取ると繰り返し発言しながらも、辞任はしない意向を示していた。
しかし、公聴会では議員からの厳しい追及に何も答えられず翌日には辞任の意向を表明した。

今回の集会における警備体制には疑問だらけという指摘が多い。
シークレットサービスは、トランプ登壇前に狙撃犯のクルックスがライフルを持って建物の屋根に上っていることを確認している
にもかかわらず、トランプの登壇を止めることもせず、クルックスの狙撃を阻止する行動も取っていない。
トランプが狙撃されるのが分かっていて、狙撃されるのを見ていただけである。
バイデン陣営とシークレットサービスは、意図的に警備を手薄にしトランプ暗殺を扇動したという疑惑が挙がっている。
今年の大統領選挙は、選挙戦ではなくまるで戦争の様相を呈している。

トランプ暗殺未遂の後、イーロンマスク、対立候補のケネディがトランプ支持を表明。
さらに民主党の中からハリス不支持の議員がトランプ支持へ転向する可能性が示唆されている。

■トランプ大統領選勝利

大統領選を決める激戦州で終始トランプがリードを広げ、ノースカロライナ、ジョージア、ペンシルベニアの3州勝利を決め、残り4州のうちあと1州で勝利すればトランプの当確が決定する状況になった。
開票作業がストップして翌日に持ち越すと思われたが、19:30頃にウィスコンシンでトランプの勝利が決定しトランプ当確となった。
11月7日、ミシガンでもトランプの勝利、残り2州ネバダ、アリゾナでもトランプがリードを広げ、激戦州を全てトランプが勝利する見通し。
2020年の大統領選挙のようなグタグタの選挙になることも想定されていたが、あっけない幕切れとなった。

■大統領選挙開票結果

大統領選挙開票結果(17:00現在)
トランプ ハリス 当確 開票率 選挙人
NC:ノースカロライナ州 50.8% 48% トランプ 98.5% 16
GA:ジョージア州 50.9% 48.4% トランプ 94.4% 16
PA:ペンシルベニア州 51% 48.1% トランプ 94.8% 19
WI:ウィスコンシン州 49.8% 48.8% トランプ 98% 10
MI:ミシガン州 49.8% 48.3% トランプ 98.8% 15
AZ:アリゾナ州 52.1% 47% 67.2% 11
NV:ネバダ州 51.5% 46.7% 86.5% 6
激戦州選挙人 76 0 76(残17) 93
全体 295 226 521(残17) 538

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